タテガキ

ラケディア、麗しの

偉大なる戦士の都ラケディアにおいて、個人の生は都市の維持繁栄に奉仕することのみを目的とする。 ラケディアの模範的な市民にして将来の栄達を約束された青年リュクルスは、成人を目前にして執拗な幻聴に悩まされていた。精神の失調を示す「声」により輝かしい前途を閉ざされた彼は、望まぬままに都市を逐われ放浪の旅に身を投ずることとなる。無邪気な相棒と偶然の同行者を連れて。 『汝、暗君を愛せよ』『半人の乱の研究』の前日譚。

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